Powerbook190csその2
 
ずーっと懸案事項だった「Powerbook190csで音楽三昧」。なぜ懸案事項だったかというと、外付けSONYのCD-ROMでは、Powerbookから操作はできるものの、Powerbookのスピーカーでは音が鳴らない(なぜ??)設計になっているので、音楽CDはアウト。AIFFファイルのままハードに取り込むにも、いかんせんファイル容量 がでかすぎ。というわけで、「小さいファイルで再生するにはやはりMP3しかない!!」と、プレーヤーを捜してはみたものの、「68kは対応しない」のオンパレード。そりゃー世間は「Pentiumの1.8Gだー!」とか「PowerPCだってG5の2Gだー!」なんて言ってますから、しかたないっちゃーしかたないです。でも、それならばいっそう「68kでMP3鳴らしてやろうじゃんか!」と思ってしまうんですね(笑)。
 

いや、ま、G3でiTunes鳴らせばいいじゃないってーのは言いっこなしで(笑)。当たり前のことしてもおもしろくないし。

 
というわけで探しまくりました!そして見つけたのが「mpeg-dec」というソフト。こいつをインストールすると・・・。
 
おぉー!再生しています!!!
 

確かに再生しています!プレイリストは文字化けしていますが、現在演奏している曲名は上のほうにちゃんと日本語表示されています!こいつは細かい音質設定などもできるのですが、ほどほどにしてやらないと途切れ途切れで使い物になりません。私の場合はモノラルの音質設定1にしたら普通 に聞けました。

さらにせっかくだからテキスト打ちをしながら音を出してみようとおもい、i-Textを起動しましたが、文字入力のたびに音が途切れるので、使い物にはなりませんでした。残念ながら、「MP3がかけられるマシン」は「MP3かけるしかないマシン」になってしましました。ただ音楽聞くだけなら、MP3プレイヤーのほうが、何百倍も快適ですね(笑)。
 
小さく軽く電池長持ち!この大きさでアルバム2〜3枚はいけます。
 

でもやっぱりPowerbookで鳴ったのが嬉しかったから、良しとしましょう(笑)。ものすごい勢いでバッテリーも消耗しますが、「鳴らない」ってーものを「鳴らした」だけで、嬉しくなっちゃうんですよね。

 
時々チェックしているMacTreeの自由市場で、送料のみ負担でPB190のバッテリを頂けるとの記事を見つけ、早速メールしたところ、快く送って頂きました。ジャンク品との事でしたが、一応190へ入れてバッテリ調整などを試してみました。しかしやはり充電はできませんでした。そこで、中身を開けて、あわよくばバッテリセルを交換できないか試してみることにしました。
見た目は私のと変わりません(当たり前)が、頂いたバッテリです。
このバッテリはちょっとじゃそっとじゃばらせません。根気よく、周りのガイドラインに沿ってカッターを入れていきました。
開けたらこんな感じです。この写真ではすでに中身のバッテリーセルは取り外してあります。
やっとの思いで開けると、そこから出てくるは出てくるは、紫色したバッテリーセルが12本も!重いはずです(笑)。
このシリーズはリチウムイオンで火を噴いたというし、バッテリーセルはいじらない方が良いのでしょうか?でも、バッテリが交換できたら重宝ですよね。
とりあえず、現在は空のバッテリーケースになっていますが、そのうちバッテリーセルを交換してみたいと思います。
 
 

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