PowerBook190cs その5
サブマシンはすっかりPowerbook5300Cに空け渡してしまった感のある190csですが、サブの座を降りたらその分いじりやすくなったりして(笑)。使わなければならないマシンなら、ばらしてもその日のうちに組み上げなければなりませんが、樹理はまだまだノートPCなんぞをいじるわけもなく、私の好きにできるわけです。
しかし、すでに一通りの増設とソフト的な設定は終わっており、あとは何をしたらいいんでしょう?
あれ?そうそう、これ↑を忘れていました(笑)。今回は液晶交換です。
190csの液晶はFSTN10.4インチ256色ディスプレーです。これが正面の正しい角度で見ている分にはいいのですが、少しでも角度が変わると見にくいんです。しかし、190csの上位機種であるPowerbook5300Cもしくはceに使われている10.4インチTFT液晶と交換することで、フラットで見やすいディスプレーを手に入れられるわけです。ということで、ネットオークションでヒンジ部の壊れた5300Cの液晶部分のみを落札しました。
まずはバッテリーとフロッピーユニットを外し、キーボードを外します。次にパームレストを取っ払ったらハードディスクも外してしまいましょう。さらにヒンジ部分を覆っているクラッチカバーも外します。
するとボディ側にネジ止めされているヒンジ部分が見えますので、そーっと液晶を「普段はありえない角度」まで倒してみてください。そしてこのネジを外せば液晶とボディが外れます。この時にマザーボードと液晶をつなぐリボンケーブルが左側クラッチのすぐ下にありますので、外し忘れないようにしてください。
外れた液晶を並べてみました(笑)。見た目はまったく同じです。ただ、5300Cの方には液晶上部の真ん中に「PowerPC」と(誇らしげに)入っています(それに見合うだけ早いかどうかは別)。
 
さて、外した液晶を並べてみました。左が5300C、右が190csです。裏から見たところなんですが、たいしてかわりませんね(笑)。ちなみにどちらもシャープ製でした。

あとは逆の手順でTFTを入れて組み上げるだけ。出来上がりは斜めから見てもきちんときれいに見えます。

 
でまぁ、できないとわかっていてもやってみたくなるんですよね〜。左側が32000色表示で、右が256色表示です。VRAMが足りないので、32000色表示にすると上下が切れて「ビスタサイズ」で表示されます。DVDフルスクリーンで見るんならこれでいいんですが(笑)
 
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