WorkPad c3 その2
通勤のお供として活用していたWorkpadですが、毎日持ち歩いているうちにメモ帳ボタンがカタカタとするようになりました。どうも内部で部品が外れているか折れている様子です。
写真だとわかりづらいんですが、この赤丸のところがカタカタしています。ネット上で色々と調べたんですが、自分で開けて直すのはけっこう難しいようです。なにせボディにねじが一つもないんですから。たにさんのページでお伺いを立てたところ、tachibana3さんからボタン交換サービスをしているショップを教えて頂きました。そこを覗いてみたんですが、なんと交換サービス代金が10000円です。さすがにこれにそんなお金は出せません。ということで、なんとか自力で直せないか、ばらしに挑戦することにしました。
とかって前ふりした割りにはあっさりと開けてたりして(笑)。このWorkpad c3 40Jは内側でボディがフレームに接着されているんです。それをドライヤーで暖めて、粘着力が落ちたところで剥がしていくんですね。で、両面とも剥がれたのが上の写真です。
で、ボタンは折れて取れちゃっていました。ここでよく見てみると、4つのアプリケーションボタンと上下のスクロールボタンは、全部下で一つの部品になっているんです。最初は折れたボタンの接合部分を外して代替え品を考えればいいかと思っていたのですが、そう簡単にはいかないみたいです。しかも接着するには接着面が少なすぎて、すぐに剥がれてしまいます。う〜ん。
♪思いついた!ということで、こんなものを用意してみました。半田ゴテとその他諸々です。今回はボタンの折れた部分に少しプラスティックを溶かし付けて再生を図ることにしました。ラジオペンチで取れたボタンを押さえながら、折れた部分にプラスティックを盛っていきます。この時にボタンの角度をほかのボタンにしっかりあわせるのを忘れないように。そうしないとボディをかぶせた時にちゃんとボタンが穴から出てくれません。また、プラスティックを盛りすぎるとボディが閉まらなくなりますので、注意してください(って、こんなことやる人ほかにいるのかな?)。
できあがりはこんな感じです。あまりきれいに加工しなくても、ボディでかくれちゃいますから大丈夫(笑)。
あとはボディの再接着です。洗濯バサミで挟みながら、ドライヤーであたためます。実は剥がす時よりもこっちの方が大変でした。根気よく暖めては冷ましてを繰り返します。

で、まぁ、こんな風にほぼ元通りになりました。その後1ヶ月経ちますが、問題なく使用できています。でも、もう一度これと同じことするのはちょっといやかも(笑)。

せっかくなのでWorlpadの中身も写真に収めておきました。興味のある方はご覧になってください。写真をクリックすると大きな写真に移動します。
でも、ボタン修理に裏は剥がさなくてもよかったんですよね(笑)。
 
 
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