7月の日記

7月4日

メール専用機として頑張っていてくれていたPowerbook190csですが、さすがにOS8.1ではかなり動きが遅く、メール以外の用途で常用するには少々きつくなってきました。そこで少しでも速いマシン(もちろんお小遣いの範囲で)を購入すべく、ネットオークションをチェックしていました。いろいろと考えた末に購入したのがこれです(つか、安かったので衝動買いした感じですが)。

今までと見た目が同じ?もちろん、190csとは兄弟にあたる5300cですから(笑)。実はこれ、奥さんに内緒で購入したんですが、こんな風に重ねてOSインストールをしていたところ、隣でネットチェックをしていた奥さんはしばらく気がつきませんでした。

しかしあまりにもCD-ROMがうなるもので、とうとう奥さんが「何しているの?」と聞いてきました。私は「ん?インストール」と答えましたが、奥さんが「会社のMac?」ととんちんかんなことを聞いてくるので、つい「いや、俺の」と答えてしまいました(汗)。奥さんは最初「え?」という顔をしましたが、次の瞬間に気づいたらしく、すぐに樹理を呼んできて「パパまたマック買ったんだよ〜!」と報告していました。いや、樹理に報告なんて回りくどい言い方しなくても(笑)。そして「ほら、サブのノートも190csじゃちょっと遅いし、外でも何とかblogなんかをアップできればなーなんて」という私を横目で睨みながら「これにOS-X入れてサーバにするの?」と聞いてきました。まさかそんな問いが降りかかってくるとは・・・「5300cにOS-X」(絶句)。私が「いや、これにはOS-Xは入らないよ」と言うと「なんでそんなもの今更買うの!!」という(もっともな)問いが・・・。いや、だから「趣味」なんだって(笑)。

ということで、その後はうやむやのうちにセットアップをして、今週末になんとか使えるレベルにはなりました。

  

もちろん無線接続です。しかし、最初に近所のDOS屋さんで購入したWaveLANカードはブロンズモデルらしく、認識はできるのですが接続するところまではいけませんでした。そこで改めて目を付けていたシルバーモデルを買い直し、あとはすんなりと接続しました。

米orinoco社のホームページからver7.2のMacOS用ドライバを落としてきてインストールしました。これがWepKeyにも対応していて、けっこうよくできた作りなんです。

こんな風に感度も表示してくれます。しかし、これがOS8.6以降対応なんですね。せっかくPPCにしたのにOSが重いもんで、動き自体は190csで8.1とそれほど変わりません(泣)。ま、PPCアプリケーションが使えるのでよしとしましょう。 そして190csはというと

「樹理book」としての第二の人生が始まりました(笑)。もちろんこちらも無線接続です。しかもこちらの無線カード「RoamAbout」のドライバはOS7.6から対応しているので、190csのOSは7.6に落としました。なんだかかなり快適になったような・・・。5300cより早いじゃん(汗)。

そして私の手元には使えない2枚の無線LANカードが残りました。

左がNCRのWaveLANカードブロンズモデル(っつーか金色だと思うんですが)。これはもしもWinなノートを購入したら使えるので、とりあえず取っておきますか。右側は以前に190csが絶不調の時に、ファームウェアが飛んでしまったRoamAbout無線LANカードです。これ、ファームウェア再書き込みできませんかね?そうすれば5300cを8.1で使えるんですが。

 

7月11日

今日はなぜか樹理が行きたいと言っていたサッポロビール博物館に行って来ました。

あれ?斜めだ(汗)。

こんな風に煉瓦造り巨大なの建物です。サッポロビールの工場跡地にあります。入場は無料で、事前予約も必要ありません。なんでお気軽にポッと行ってきたわけです。入り口をくぐるとすぐに受付があり、名前とどこの都道府県から来たのかを聞かれます。そして見学コースの選択をします。これが「見学後、試飲する(50分コース)」と「見学後、おみやげをもらって帰る(30分コース)」の二つなんですね。もちろん前者「見学後、試飲する(50分コース)」を迷わず選択(笑)。

見学が始まると「写真撮影とおたばこは見学中はご遠慮下さい」と言われてしまいました。で、パンフレットからスキャンしてみました。最初に見せられたのがこれ。昔の煮沸釜だそうです。大きさが伝わりにくいかと思うので文章で説明すると、見学用に開いている穴(写 真中央部の黒いところ)が大人3人が並んでのぞき込めるくらいの大きさです。大きかったです。

そして資料コーナー。昔のビール瓶なんかが展示してあります。明治時代は一升瓶にふたが付けて売っていたそうです。一升瓶のビール瓶って・・・素敵です(笑)。そうそう、サッポロの「黒ラベル」っていうのは、昭和初期のビール瓶にラベル(現在はシールが貼ってありますよね)が直接プリントされていて、瓶にビールが入った状態だとラベルが黒っぽく見えたことから、名前が付いたんですって。

あとはお決まりの製造工程のパネルです。とりあえずこんなもんかという感じ。

そして見学が終了するとお待ちかねの「試飲タイム」!!です。

これが20分間のみ放題!!おつまみなんかも付いています。お子さまやアルコールのだめな人にはジュースのみ放題!!うーん、おつまみがジンギスカンで飲み放題が2時間だったらいいのに〜(笑)。ということで、ゆっくりと2杯飲んで、写 真を撮りました。

次はキリンかアサヒか?はたまた余市のニッカウヰスキーって手もありますね!毎週末工場出荷前のおいしい酒がただで飲めるな〜。札幌に住んでてよかった〜(笑)。しかし、なんで樹理はこんなところに来たかったんだろう?

 

7月18日

仕事でLinuxをいじらなくてはならなくなり、使用練習のため自分のマシンにインストールしてみました。今までもPowerMac7200にMk-Linuxを入れたりPowerMac7200改7600にLinuxPPCを入れたりしてたんですが、Linux初心者(Linuxerの間では「タコ」と呼ぶそうです)にありがちな「アプリの使い方がわからない」「フロッピーやCDってどうやってマウントするの?」「アプリのインストールができない〜!」などなど、多くの難関の前に「ま、インストールできたもんね〜」というところで諦めていました(笑)。しかし、こんどはそんなわけにはいきません!何としてでも一通 りの操作とサーバとしての運用方法を身につけねば(汗)。

ということで、2ヶ月ほど前に我が家にやってきたValuestarに早速インストールです。Win2000で安定稼働していたんですが、この2ヶ月間で起動したのは数回で、ほとんど使っていませんでした(汗)。ということでどうしてもWinを使わなければならないことがあったら、奥さんにLaVieを貸してもらいましょう(笑)。

さて、インストールです。最初何度やってもうまくいかず、「CDの調子が悪いかメディアがおかしいみたいだよ」みたいなことを言われてしまい、途中で止まってしまいました。CD-ROMドライブをG3-DTに入っていた24倍速のものと交換してもダメ。周辺機器や増設した物をいろいろと外していき、最終的にメモリが悪さをしていることを発見しました。Win2000で使っていたので、256メモリを2枚刺していたのですが、このうちの1枚がいけなかったみたいです。とりあえずこれを128と交換して無事インストール完了。

しかしインストールはメモリを取り替えたらスムーズそのものでした。金曜日に会社でWin98の再インストールをしたんですが、あれなんかと比べるとLinuxの方が300倍くらいラクチンでしたね(笑)。特にパーテーションを切り直すのなんか、Win2000でもけっこうめんどくさいじゃないですか(XPはどうだかわかりませんが)。それがRedHatだときちんとグラフィカルに切ることができちゃうんです。MkやLinuxPPCの頃と比べると格段に簡単です。まだMacOSほど簡単ではありませんが(笑)。

サーバの勉強のためにインストールしたので、本来ならCUIで動かすべき何でしょうが、いきなりそれでは敷居が高すぎるので、今回はデスクトップ環境にGNOMEをインストールし、とりあえずGUIで動かします。見た目はWinとかわりませんね。しかしCerelon350ではGUIはけっこう厳しいみたいです。Win2000はサクサク動いてくれたんだけどな〜。

で、まずは自分のページなんぞを見てみました(笑)。通常のPCとして使えないと、なんだか自分のマシンとしてしっくりこないような気がして。ブラウザはネスケが入っているんですが、ネスケよりもGnomeに付属のブラウザ「Galeon」の方が表示も早く、サクサク動いてくれるみたいです。ただ、Javaスクリプトがうまく動いてくれないみたいです。なにか追加インストールしたらうまく表示できるのかな?でもPCとして使うわけじゃないからいいか。

さてさて、すこしLinuxをいじってみたところで、もう少しサーバとして使いやすくするためにアプリを入れてあげます。何を入れるかというと「Webmin」です。簡単にいうと「Linuxの遠隔操作ソフト」ですね。もちろんオープンソースとして公開されていて、無料で使うことができます。こちらからダウンロードできます。また、日本語での説明はこちらがわかりやすく説明されています。

話は脇道に逸れますが、Linuxってオープンソースで、有効な資産を共有できるのがいい所じゃないですか。でもLinuxを使う人たちのサイトを参考にしようと思うと、非常にわかりづらいんですね。とても人にものを教えるようなスタンスじゃないんです。せっかく良い物がどんどん生み出されているのに、裾野がまったく広がらないのはここら辺に原因があるんじゃないかと思います。もちろん自分で調べたり、使ってみて理解していくことは大切だと思いますが、「できるやつだけ使えばいい」みたいな雰囲気をビンビン感じるんです。あんまり書くと嫌われちゃうかな(笑)。でも、せっかくのLinuxなのにもったいないな〜って思います。

さて、話をもとに戻しましょう。LinuxにWebminをインストールすると、すでに起動した状態になります。そこでほかのマシンのブラウザに「http://『LinuxマシンのIPアドレス』:10000」と打ち込み、そのページを表示します。すると

こんな風にIDとPassを聞いてきます。ここでLinuxマシンに設定した管理者の最高権限、つまりID=「root」、Password=「あなたのパスワード」を入れると、メインのマシンからLinuxを遠隔設定できるんですね。ちなみに私のメインマシンはPowerMacB&Wで、使っているブラウザはShiira0.9.2です。まったく問題なく使えます。

ちょっと画像重いでしょうか?すみません。でも、これはきれいな画像で見てもらいたくて。これがWebminの設定画面 です。ここから色々な設定が全てできます。

この写真のように、物理的には違うマシンの設定をブラウザを使ってやってしまうんです(私の場合は左のValuestarに入れたRedHat上で動かしているアパッチやなんやかやの設定を、右のB&Wのブラウザを使って設定してあげるわけです)。Linux上で設定ファイルをいじることなく、ブラウザ上でグラフィカルに設定できるのは、コマンドに慣れていない私のような素人にはもってこいです(笑)。

ということで、「第一回Linuxを入れてみた」はここまで(続くのか?)。とりあえずサーバの設定やらなんやらはもう少し勉強が必要です。つっても本を読めばすぐに設定だけはできますが。これから簡単なWebサーバ・ファイルサーバを立ち上げて、自分で飲み込んだらここで紹介したいと思います。

こんな作業にうつつを抜かしていたら、樹理は一人で寝てしまいました。

・・・う〜ん、親子とは寝相まで似るものなんですね(汗)。

 

7月25日

今週は給料日だったので、メインマシンB&Wに40Gのハードディスクを増設しました。せっかくスパドラ互換を積んだのに、ハードディスクの容量 が少なくて、DVD編集ができなかったんです。これでもともとの20Gと併せて60G、増設分の40Gは純粋にデータ領域に使えるので、とりあえずお試しには十分ですね(予算の関係が一番大きいんですが)。

で、とりあえず起動機会は少ないものの、ディスク領域に少し余裕ができたので、一応9.2.2もインストールしました。アプリやらなんやら突っ込んで、クラシックで使ってもいいし。なんていろいろとやってたらなんだか止まらなくなっちゃって、結局以前の9環境をほぼ完全に構築してしまいました。だったら前の環境をそのままコピーすればよかったって?その通 りです(汗)。

で、B&Wで9.2.2を入れて使っていた8.4Gが余りました。でも余らせちゃうにはちょっともったいないんですよね。なもので、現在6Gしか積んでいない樹理Mac DTに積んであげることにしました。しかし、ATAボードがない我が家では、スレーブ接続できないDTでのデータコピーが問題です。外付けSCSIのケースもごろごろしている割には、普通 のATA接続を内蔵できるものがありません(汗)。で、考えました。確かDTは内蔵CD-ROMもATA接続だったので、これにハードディスクをつなげちゃえば大丈夫なんじゃないかな〜?

←こんな感じです。

あ、ネットワークで移してもよかったんだ!!でも楽しかったからいいか(笑)。 CD-ROMのジャンパを見たらスレーブに設定してあったので、ハードディスクもスレーブになっているのを確認して接続。起動したらあっさりと認識されました。あとは初期化して現在の樹理Macのシステムとデータをまるごと移し替えるだけ。簡単簡単(笑)。

しかし、ここでまた6Gのハードディスクが余ってしまいました。これはいかん。あ、そういえばLinuxなValueStarは4G+2G=6Gしか積んでいないじゃないですか!これを4G+6G=10Gにすれば、テストサーバとはいえある程度快適な運用ができるはず!

ということで、今度はLinuxへ増設です。

機械的な増設はあっさりとできましたが、今度はコマンドを使ってフォーマット&マウントをしなければなりません(汗)。ネットを調べ回り、やっとのことでフォーマットはできたみたいなんですが、これってちゃんとマウントしているのかな???これからゆっくりと調べてみましょう(笑)。

結局Linuxに入れていたfujitsuの2Gがはじき出されました(笑)。でももう2GのATAなんて使い道ないんだろうなー。

 

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